ファイナンスのお勉強
株式投資、不動産投資、FXをやるためにファイナンシャル・インテリジェンスを身につけていこうというブログです。『金持ち父さん貧乏父さん』から影響をうけました。マインドマップでお勉強してます。
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第17回 自動車会社6社のざっくりとした財務分析・比較
第16回で勉強した内容で、日本を代表する自動車会社6社の
財務分析・比較してみました。

各自動車会社HPのIR情報から過去5年間の売上と、2006年度決算
時の貸借対照表を参考にして比較表を作成しました。
それでは下図をご覧ください。

080405_finance_study17


なお、表中の自動車会社の順番は売上の大きい順に並べています。

①まず、売上をみると、トヨタが約24兆円で大きくリードしています。
 過去5年間の売上推移をみても、トヨタはとてつもない売上を
 年平均11.5%で成長させています。
 続いて、日産が年平均11.3%で売上を伸ばしていっているのが
 わかります。
 三菱以外はだいたい毎年プラス成長できています。

②次に流動比率をみると
 ホンダが123%と6社の中では安定した資金繰りだと思います。
 つづいて日産、スバル、トヨタ、マツダになります。
 三菱が95%と、一年に返さないといけないお金のほうが、
 入ってくるお金よりも多くなっています。
 まだリコール問題の影響が残っているのでしょうか。
 
 そういえば、『「1秒!」で財務諸表を読む方法』という本で、著者は、
 もし財務諸表を1秒しか見る時間がないとしたら、「貸借対照表」の
 「流動資産」と「流動負債」を見て、「流動資産」が「流動負債」よりも
 大きいかどうかをみる、と書いてありました。それだけ、流動比率が
 どうなのかをみるというのは重要なんだと思いました。

③つづいて固定資産、固定負債、自己資本から固定長期適合率を
 みると、圧倒的にトヨタが40%で他を寄せ付けない数値になって
 います。
 これはかなりの余剰金があるために、このような数値になって
 います。日産とホンダはだいたい同じくらいですね。
 三菱は100%を越しています。つまり、固定資産の維持調達に
 ついて流動負債にも依存していて、資金繰りが厳しい状態の
 可能性があります。

①~③から、健全な財務状態でいえば圧倒的にトヨタに軍配が上がります。
今回の比較では、ホンダと日産の数値はだいたい同じくらいでしょうか。
流動比率ではホンダの方が上ですが、売上と固定長期適合率ではあまり差はみられませんでした。
ホンダと日産を比較するにはさらに、損益計算書の営業利益比較などを行う必要がありそうです。
(日産の株価を調べるとホンダの4分の1ぐらいしかありません。日産の株は割安なのでしょうか?)
マツダとスバルは着実に力をつけていっている感じですね。三菱は前のリコール問題がまだ尾を引いているのでしょうか、あまり芳しくありません。

まだ各社2007年度決算情報をHPに掲載してないので最新分ではありませんが、比較を行うことでざっくりとした財務状態を知ることができました。今回行った比較プラス、株価や、損益計算書の数値を用いてさらに詳しい財務分析を行うことができます。
現在は簡単に会社HPのIR情報で年度別の財務諸表を見ることができ、簡単にExcelで比較表が作れます。また、このような比較表をつくっておけば、いくらでも流用でき、いろいろな会社の比較をおこなうことができます。是非一度やってみてください。

次回からは損益計算書についてお勉強していきたいと思います。


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セゾン投信のセミナーいってまいりました2
すこし、日が経ってしまいましたが、先週のセゾン投信のセミナーで印象に残ったことを書いていきます。

澤上さんがおっしゃったことで印象に残ったのは「10年後、現在日本の預貯金1000兆円のうち、1割の100兆円がマーケットに流れ、そのうちの半分である50兆円がさわかみ投信等の直販に回ってくる」とおっしゃったことです。その理由として、「浪速おふくろ投信」のような直販の「おらがまち投信」というのが今後20ぐらいできて、長期投資への流れができてくるからだそうです。

あと、参加者からの質問で、いまサブプライムショックで株価が下がっているので、買いかどうかという質問があり、専門家の先生は今の状況でリスクをとりたくなければ、ドルコスト平均法、つまり、ちょこっとずつ買って価格変動リスクを分散していけばどうですか、というありふれた回答だったのですが、澤上さんは「価値があるものは価値があるから、いまサブプライムで落ちていて、マーケットが沈んでいるから買わないというのは長期投資という視点からみると、逆だ」とおっしゃられ続いて、「投資とは自分の夢や意思・価値観をお金で将来に託すことだ」とおっしゃられたとき、なるほど、長期投資とはそういうことだったんだと思いました。

あと、澤上さんはしきりに「イメージしてください」、「イメージが重要です」とイメージという言葉を何度も繰り返していらっしゃいました。
やはり、この方は他の証券アナリストとは違った視点でマーケットというものをとらえて行動されているのだなと感じました。

セゾン投信の社長も澤上さんのように「うちのファンドは儲かるよ、買ってくださいね」といったことは一言もおっしゃられなかったです。長期投資を通してよりよい未来をつくる、その仲間をあつめているといった感じが強かったように思います。

資産を託す以上、その投信の代表の考えを聞くことは重要だとおもいました。
長期投資に興味がある方は是非このようなセミナーに参加することをおすすめします。
セゾン投信のセミナーいってまいりました1
本日、福岡で開催されたセゾン投信1周年記念セミナーにいってきました。

講師は
岡本和久氏(I-Oウェルス・アドバイザーズ株式会社 代表取締役)
澤上篤人氏(さわかみ投信 代表取締役)
加藤隆氏(バンガード・グループ駐日代表)
中野晴啓(セゾン投信社長)
という、4名の豪華なメンバーでした。
九州は福岡だけの開催とあり、大分などからも参加者がいたようです。

セミナーは3部構成となっており、1部目は岡本さんの「品格のあるお金持ちになろう~30歳から始める長期投資~」という内容でした。
岡本さんの話で印象に残ったのは、「お金もちではなく幸せもち」になろうという言葉です。そこで、こういった式を教えてもらいました。
 I = O × V
Iは心の幸福感、Oはお金、Vは1円あたりの幸福感ということで、たとえば、同じ一万円の使い方でも、霜降りのおいしい牛肉を食べることと、貧しい国の子供たちの教育に使って、毎年その子たちの元気な姿が写真が送られてくるのを見るというのは果たしてどちらに本当の幸福感があるだろうか、
そして、その幸福感が品格につながるのではと岡本さんはおっしゃっていました。

やっぱり、30年近くもこの業界の第一線で活躍されている方は、ただ単にお金をいかにして増やすかだけの話はしませんね。さすがだと思いました。
(もちろんアセットアロケーション(資産配分)やポートフォリオ形成の仕方についての話もありました)

つづいて第2部と第3部はパネルディスカッション形式で、参加者と質疑応答しながら進めていくといった流れで、私が目当てにしていた澤上さんの登場です。
澤上さんを生で見るのはこれがはじめてで、雑誌等で拝見していた感じでは気難しい方なのかと思っていたら、関西弁?でしゃべりがおもしろく、また内容もとてもわかりやすく、いろいろな話が聞けました。私がいままで出会った、この人はすごいな、と思う人はみなさん威張ってない、というか、本当に身近な感じがする人が多いですね。
帰り際に澤上さんとほんの少しですが、話す機会があったのですが、そこで私が「澤上先生」と言ったら、「先生とか呼ぶなや、ただのおっちゃんや」といわれたときには、この人柄にみなさん資産を託しているのだなと思いました。握手もしてもらったのですが、握手した手はいままでの苦労が感じ取られる感触でした。

また、パネリストとして参加されていたセゾン投信の社長は思ったよりも若く、たぶん40歳くらいの方だろうと思います。
私自身、セゾン投信の存在は最近まで知らず、直販で長期投資を行っている投信であるということは恥ずかしながら、セミナー内で知りました。
自社の商品についてはあまり紹介せず、今後長期投資家が増えることによって、日本国内、または全世界においてよりよい社会が形成されるそのお手伝いを自分たちは行いたいということをしきりにおっしゃっていました。私は社長の目の前(超至近距離)でそれを聞いていて、その話のとき、手がかすかに震えていました。私も人前で話すことがちょくちょくあるのですが、本当に人に思いを伝えたいときって手が震えるんですよね。だから、この社長がいっていることは本当に自分が伝えたいことであるんだなと思いました。

投信、つまり、投資信託って、投資をおこなうために信じた他人に投資を託すということですよね。
ふつう、投信を選らぶ場合は営業さんたちに相談をしたり、人やメディアから見聞きしてどのファンドがよさそうだからこの投信にしようとかいって選んでいるのではないかと思います。
今回、セミナーに参加して、直に投信会社の社長の考えを聞けたというのは大きな収穫になりました。

少し長くなりすぎましたので、澤上さんらがいったことについては次回に書こうと思います。

※なんと、4月5日(土)に佐賀県鳥栖市にて、「直販クラブ勉強会 in 佐賀」という、さわかみ投信主催のセミナーがあるそうです。澤上代表はお見えになられないようですが、ありがとう投信社長や今回のセゾン投信社長がいらっしゃるようです。
第16回 貸借対照表(バランスシート、B/S)について②
さて、今回は前回お勉強したB/Sでざっくりとした財務分析をやってみましょう。
とりあえず、下の図をご覧ください。

080317_finance_study16


もし、ある会社を投資する場合、投資先候補の経営状況を簡単に把握するため、公開している有価証券報告書の中の財務諸表を基に、

①過去5年分ぐらいの売上推移をみる。
 着実に売上は伸びていっているか?

②流動資産と流動負債の割合をみる。
 一年以内に入ってくるお金と一年以内に出て行くお金の
 割合はどうか?
 一年以内に入ってくるお金が出て行くお金の1.5倍くらいあれば
 おおよそ安全。

③固定負債と自己資本に対する固定資産の割合をみる。
 固定資産が固定負債と自己資本の範囲内にあるか?
 固定資産の割合が70%以内であればおおよそ安全。
 固定資産の割合があまりに大きければ、支払サイクルの短い
 流動負債で現金化が困難な固定資産を補っていることになり、
 あまり理想的ではない。
 
以上3点を行い、ざっくりと経営状況を判断してみましょう。
ちなみに②は「流動比率」、③は「固定長期適合率」と呼びます。

上場企業であればHPのIR、株主・投資家情報に過去の有価証券報告書が置いてあり、閲覧できるので、
同じ業種の会社で上記①~③を行ってみて比較してみるといいかもしれません。

次回は同業界数社で①~③を行って比較してみようと思います。


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第15回 貸借対照表(バランスシート、B/S)について①
今回は貸借対照表(バランスシート、B/S)をお勉強していきましょう。

貸借対照表(以下B/S)は、ある時点での企業の財政状況を把握するものです。
ここからは図をご覧ください。

080305_finance_study15


B/Sは大きく分けて「資産の部」「負債の部」「資本の部」という3つに分かれます。

まず、事業を行うにはそれなりの資金が必要です。
資金は大きく言うと、他(銀行など)から借りてくるお金と自分で用意したお金があります。
前者は負債で、後者は資本となります。
そしてその用意したお金で事業を行って運用していきます。

要はB/Sは人から借りたお金と自分で用意したお金を調達してきて運用した結果どうなった
のかということが分かる表です。

もう少し詳く、「資産の部」と「負債の部」をみると、それぞれ流動的なものと固定的なものに
分けられます。
流動資産は一年以内に現金になるもの(売掛金等)、流動負債は一年以内に返さなければ
ならないお金(買掛金や利子など)です。これらの比率をみるとざっくりとした経営状態が
わかってきます。
ちなみに流動負債のほうが流動資産に比べて大きい場合は今後資金繰りが厳しくなってくる
だろうというのは直感でわかると思います。

次回はそれらの見方をやっていきたいと思います。

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